2012年4月7日土曜日

昔も今も変わらない。

今日は相方の看護学校の入学式。

学校へは桜並木が続く道をぬけていく。

4日の日に一緒に通って「もう少しだね」なんて話してたから「桜満開」の相方からのメールに納得。

入学式はたいてい昼前で終わるから、午後から一緒に出かける約束をしていた。

だけど相方は学校から帰ってきて「お腹が痛い」と言って、大好きな美海ちゃんとドラジローとお昼寝をはじめた。お腹が痛くなった原因は本人いわく、アセロラグミを一人でドカ食いしたからと…。

僕も一時間ちょっと寝て、相方を起こした。
それから母が作ってくれたおにぎりを食べて出かける用意をした。

すでに時計の針は午後の3時をまわっていたからお出かけは近場の日比谷公園で済ませることに。

桜はイマイチだった。

桜にはやっぱり青空が一番お似合い。僕には相方が一番お似合い(*^o^*)

話を戻そう(-_-;

今日はあいにく空も曇っていたし、風も強くて寒いから、SoupStockTokyoで東京ボルシチを買って公園で桜をながめながら食べた。

なかなかおいしかった(^o^)
昔はもうちょいトマトっぽかった気もするが…。

すぐ近くでバドミントンをやってる親子のお父さんの声が知り合いによく似ているなぁ。と思っていたら、相方も同じことを考えていたらしく、そのことを僕にふってきたので口の中のスープをふき出すかと思った(-_-;

ヘルパーさんにもよく驚かれるが、僕と相方が考えることはドンピシャということがけっこう多い。相方はそれをピンポイントでついてくる。僕たちは平気な顔をしているがヘルパーさんは僕たちのあうんの呼吸に唖然としているということがけっこうある。

そんな感じで日比谷公園をあとにして、鹿児島のアンテナショップをチラ見したら限定の芋焼酎に心が揺れた。

やっぱり僕は鹿児島が好きだ。中央の駅の駅ビルの観覧車にまた乗りたいな(o・v・o)

空港から駅まではもちろん南国交通のシャトルバスで。

寒いなかだいぶ歩いたからトイレに行きたくなって有楽町マルイでトイレ休憩。ここのユニバーサルトイレが一番使いやすいかなと最近は思っている。

有楽町マルイも相方がネット注文した服の試着ができれば良いのに…。

トイレ休憩終了。

お夕飯をどこで食べようかという話になり、久しぶりに丸ビルの中のグリル満天星に行ってみようかという話になった。ここはオープン当初は二人でよく行き、誕生日、クリスマスなどのお祝い事の際はここで食事をしていた。

名前は出せないため仮に○山さんと呼ぶが、僕とさほど年が変わらないナイスガイのマネージャーがいて、よくしていただいていた。

彼は非常にcleverというか何というか、サービスとは何かということを熟知していた。

懇意にしていただいていたこともあり、彼が新宿の店に異動になると僕たちも自然に足が遠のいていた。

丸ビルに来ることはあっても地下のスタバか同じ5階でもKUA AINAのハンバーガーで済ませることが多かった。

4月はちょうど僕たちの誕生日の中間にあたるので、少し遅めの誕生日と少し早めの誕生日祝いにでもするかと軽く考えていた。

“10年ひと昔”という言葉があるけど、10年経てば人も変わり、相方がガッカリしながらホールの女性店員にお願い事を伝えている。

僕は食事は基本は一人で食べられる。だけどどうしても残りが少なくなるとスプーンではうまくすくえない。

そんな時に相方の手を借りるが、その際は横並びで座っている方が介助がしやすい。しかも僕が左。相方が右。

この考えは「日の出=東=左優位」からきていて…

なんてウソ。単純に左利きの相方が介助をしやすいようにだ。

お店の方にそういうこともまずは確認をしてほしいんだ。

ハンディキャップをもつ方の介助において「こうしたらラクなんじゃないか」、「こうしたら良いのではないか」という思い込みは絶対ダメ。

その方にとって心地よいかどうかはその方が決めること。

この話をすると「ただのワガママではないか」と誤解をする方もいるかもしれないが、ハンディキャップがない方も自然に自分の心地よいスタイルを貫いていることがあると思う。僕たちハンディキャップをもつ人間は誰かや何か物の手を借りないとそれができない。

それをワガママだと言われるのはつらい。

じゃあこの手足を動くようにしてください。とお願いしたくなる。

僕はよく話が横道にそれる。

プラス思考で考えたら“話好き”。

席についてオーダーをし終わったら、よく見た後ろ姿があり、僕は心の中で「○山さんだ…。」と直感した。
でも、確証がないから、相方には黙っていたら向こうからすぐに「どうも」と声をかけてきた。

相方はビックリした顔で「何でここにいるの?」と訊いた。他のお客様に呼びとめられ彼がそのわけを話さないまま僕たちの前から姿を消すと、先ほどのホールの女性店員が「○山はただいま当店の店長をさせていただいております。」と言ってきた。

ちょっとツッコミたいのだが、女性店員はなぜそのことを代弁したのかということ。

だって彼女は僕たちと○山さんの関係性は知らないはずだ。

ただの知り合いがいたから、それにビックリして「何でここにいるの?」と訊いたとでも思ったのだろうか。

さらに驚くべきことは続く。

普段ならこの店は“直径が細い曲がらないストロー”を提供している。僕は先のブログにも書いたとおり“ある程度太くて曲がるストロー”を使う。
この店に通い始めて間もない頃は自分のストローをカバンから出して使っていた。しばらくして、それに気づいた○山さんが曲がるストローを用意してくださるようになった。

驚くべきことに彼はきちんとそれをおぼえており、オーダーした黒エビスが僕のテーブルに届くと同時に「ストローはこちらがよろしかったですよね?」と曲がるストローを差し出した。

この光景をauショップ銀座店の誰かに見てもらいたいぐらいだ。
(詳しくは「新天地へGood luck」を参照)

そのあと彼が胸のポケットからあるモノを取り出した。

それは約8年前に僕たちが彼に渡した手紙。彼は「今でも手帳に入れて仕事をしています。」と。

とても嬉しいけど、恥ずかしいなぁ。何を書いたか全くおぼえてない…。相方が「見せて。何を書いたっけ?」と言うが彼は「いやいやいや」と。

そんな彼にも今日も手紙を書いてみた。

『久しぶりの再会をとても嬉しく感じました。

私たちは年をとったことと車イスが変わった以外は10年前と何も変わっていません。

“出逢い”や“一期一会”を大切にしたいと感じている私たちにとって、今日という日は神様からごほうびをもらった気分です。

ごちそうさまでした。また来ます。身体に気をつけて。いつまでも若く!

2012/4/7』

と書いた。

彼との再会が本当に嬉しかった。

3.11以降「絆」がよくニュースでも取り上げられるけど、彼との「絆」も確かにあった。
嬉しい気持ちが強すぎて、僕たちは少し興奮していた。

僕のまわりには今日も僕を愛してくれる人がたくさんいる。

僕は一人じゃない。それだけで僕は満足だ。

新たな出逢いの4月。僕たちにとっては再会の4月。

桜は満開。

上野公園はこの週末で史上最高の人出。

日比谷公園にしといて良かった。

そんなことを考えながら今日もブログを書く。

そしてみんなにスマイルを…。

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